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熱中症とは?

【熱中症とは】
 熱中症とは、体の中と外の"あつさ"によって引き起こされる、様々な体の不調であり、専門的には、「暑熱環境下にさらされる、あるいは運動などによって体の中でたくさんの熱を作るような条件下にあった者が発症し、体温を維持するための生理的な反応より生じた失調状態から、全身の臓器の機能不全に至るまでの、連続的な病態」とされています。
(熱中症とは、読んで字の通り、「熱に中(あたる)る」という意味をもっています。)

 熱中症は、熱波により起こるもの、高温環境で起こるもの、暑熱環境での労働で起こるもの、スポーツ活動中に起こるものなどがあります。

 熱中症というと、暑い環境で起こるもの、という概念があるかと思われますが、スポーツや活動中においては、体内の筋肉から大量の熱を発生することや、脱水などの影響により、寒いとされる環境でも発生しうるものです。実際、11月などの冬季でも死亡事故が起きています。

 熱中症の発生は、梅雨の合い間に突然気温が上昇した日や、梅雨明けの蒸し暑い日などに多く、もっとも気温の高くなる8月中旬以降では発生件数が低下する傾向にあります。

その原因としては、からだが暑さに慣れていないということが考えられます。人間が暑さに慣れるには3--4日かかることが実験でわかっています。この時期は、各個人のコンディションに合わせて発汗量や体温の上昇に注意を払い、暑さに慣れてゆくことが必要です。

 暑さに慣れていないと、蒸発することなく流れ落ちてしまう無駄な汗が多くなります。つまり、水分ばかりが体外に出てしまい、体温が下がらないので、熱中症になる可能性が高まるのです。

 熱中症には、さまざまな症状があります。軽いものでは、たちくらみやめまい、けいれん、失神などがあります。重くなると、強い疲労感、頭痛、吐き気が起こります。さらに重傷になると、意識障害、多臓器不全などが起こり、死に至る場合もあります。


【日射病との違い】
 熱中症の中に、熱疲労や熱けいれん、そして熱射病なども含まれます。
日射病は、この熱射病の中の『太陽光が熱源となっているもの』を指します。
つまり、総称・熱中症の一つに熱射病があり、更にその中に日射病があるというわけです。
posted by 熱中症の予防と症状その対策 at 22:06 | 熱中症とは?